チャットツール使用に当たってのデメリットはあるのか

昨今は人口減少のため人手不足が社会全体で深刻化しています。こうした事情から生産性の向上をテーマに掲げた社会改革がより一層重要性を増していることが明らかです。無駄な作業を可能な限り省略して、出来るだけ少ない人数で高い成果を出せるように努力していくための様々な改革が行われています。その一つとして注目されているサービスがチャットツールです。従来のコミュニケーションは人に直接会って言葉で伝えていましたが、これだと相手の作業を一旦中断して、こちらの会話に耳を傾ける必要があるため何かと面倒な部分がありました。ですが、この新しい方法だと、今までのように自分の作業をとめることなく、簡単に相手と会話が出来るので、作業が捗ります。確かに便利なツールに感じますが、何かでメリットはないのでしょうか。

無料で使えるケースが少ないです

まず一番気にするべきことは、チャットツールは無料で使えない場合もあるということです。とても少人数ならば無料で使えるケースもありますが、そもそも非常に少人数の場合は阿吽の呼吸で通じるところもありますし、すぐ近くにいるのだからチャットを使わなくても直接話したほうが効率的な場合があります。結局のところこのツールを十分に活用するためにはそれなりの人数がいる会社ということになります。ですが、そうなるといくらかの出費を覚悟しなければなりません。ほとんどのサービスは非常に定額から始めることができますが、はたして十分な費用対効果があるのかどうか、しっかりと検討してからにしたほうが良いです。効果の薄いものに無駄にお金を使えば会社を圧迫することになりますので注意が必要です。

多くの人に使われない可能性があります

他に特に気にするべきことは、そもそも使われないことがある可能性です。多くの従業員がチャットツールでのコミュニケーションに慣れていない場合、仮に導入したとしても従来どおりの直接の会話で話を進めてしまう場合があります。また、高齢の人がたくさんいると、こうした新しい技術に疎いため会話に全く入れなくなってしまい、一部の人だけの発言で占められてしまう危険性もあります。そこで導入をする前に、従業員からきちんと聞き取りをして、十分な需要があるのかどうか確認しておく必要があるのです。一部の人達が一方的に進めても多くの従業員が乗り気でなければこうしたものは機能しません。本当に独りよがりではなくチャットの利用に需要があるのかどうか確認してから導入することを心がけましょう。